看護学生のオンライン授業はどんな感じ?実際に受けてみて思ったこと

 

この記事では、看護学生のオンライン授業の実態を現役看護学生が紹介します。

 

春から看護学生
あやか
最近コロナの影響で看護学生もオンライン授業になってるって聞くけど、オンライン授業て実際どんなことやるの?
現役看護学生
かなた
オンライン授業、最初は結構戸惑ったけど、今は段々慣れてきたかな。結構困ることも多いけど、意外と良い面もあったりするんだよ!
あやか
良い面もあるんだ!でも看護学生は演習もしなきゃいけないと思うし、そこら辺どうなってるのかは気になるな。
かなた
よし!じゃあ今日は看護学生のオンライン授業について詳しく話すね!
突如始まり、謎に包まれているオンライン授業ですが、その実態はどのようなものなのか気になりますよね。
今回は、現役看護学生が実際に受けてみて思ったことなども踏まえて、オンライン授業について話していきます。
これからオンライン授業を受けることになるかもしれない看護学生必見です!
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1.看護学生のオンライン授業とは?

 

看護学生のオンライン授業には、大きく分けて以下の2つの種類があります。

 

 

使っているアプリは大学によって違うみたいですが、頻繁に使われているアプリの名前を付けて分類しました。

次に、それぞれの流れや内容について詳しくみていきましょう。

 

1-1.ZOOM型(リアルタイムで先生が講義してくれるタイプ)

 

はじめに紹介するのは、ZOOM型です。

看護学生の授業のほとんどは、このZOOM型です。

この授業では、ZOOMなどの電話会議ができるアプリを利用して、リアルタイムで先生が画面共有で資料を見せながら授業をしてくれます。

基本的に、学校へ行けていた時とあまり変わりません。

グループワークや、授業内での発表などもあり、能動的に参加しなければいけない場面も多々あります。

唯一学校へ行っていた時と違う点があるとすれば、自分の顔を写しておかなくても良いことが多いという点です。

通信状態を良好に保っておくために、指示された時以外は自分のカメラをオフにして、マイクもミュートにした状態で授業に参加します。

 

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1-2.YouTube型(あらかじめ録画されている動画を見るタイプ)

 

YouTube型は、YouTubeなどの動画配信アプリで、既に録画されている授業を見るタイプのものです。

注意しなければいけないのは、看護学生は他の学部の大学生のように好きな時に見ておけば良いわけではないという点です。

看護学生には、かなりの量の課題が毎授業ごとに提示されます。

そのため、「あとで一括で見れば良いか」と考えていると、課題の期限が過ぎていくため、単位を落とします。

また、中には、動画が見られる時間が決められており、時間割通りの時間に見なければいけないようになっている授業もあります。

 

2.看護学生がオンライン授業で困ること

 

次に、半年間実際にオンライン授業をやってみて、困ったこと・困りそうだと思ったことを4つ紹介します。

 

 

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

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2-1.図書館が使えないため、課題が進まない

 

オンライン授業で1番困ったのが、図書館が使えないことです。

看護学生はとにかく課題の量が多いです。

しかも、調べ物をしながらでないと課題ができません。

また、教科書だけでは情報が足りないため、通常は図書館で資料を探します。

しかし、今回のオンライン授業では、図書館の利用ができなかったために、自分で参考書を買うか、ネット上で情報を探すなどの手段を利用しなければいけませんでした。

学校によっては、図書館の資料をネット上から見ることできるようになっていたところもありました。

僕の大学も一応ネット上での閲覧の対応をしていましたが、実際に見ることができたのは一部だったためにかなり苦労しました。

 

2-2.演習ができない

 

看護学生は、通常講義とは別に技術演習をやります。

技術演習では、ベッドや物品が用意されている演習室を利用するのですが、今回は学校に行くことができなかったために技術演習をすることができませんでした。

その代わりに、家で代替できるものを使って個人的に演習をするように言われたり、演習の手順まで学んで、実際のケアはオンライン上で先生が実際にやっているところを見たりなどの方法で演習の部分は行われました。

正直なところ、演習では実際に手を動かすことで気付くことなどが多いため、演習ができなかったのは大きいと思います。

おそらく、実習に行く前に演習をする時間は設けられると思いますので、進捗はその都度書きたします。

 

2-3.電波が悪いと、聞き取れない部分がある状態で授業が進んでいくことがある

 

リアルタイムのオンライン授業で1番困るのが、通信状態が悪いことにより授業の所々で映像が止まり、授業がそのまま進んでしまうことです。

しかし、そのような状態になってしまった時のことを想定して、あらかじめリアルタイムの授業も録画されていることが多いです。

通信状態が悪かったなどの理由がある学生は、授業後にもう一度録画を見ることができるなどの対処がされていました。

確かにもう一度見れるのはありがたいことですが、課題もやらなければいけないなどの忙しい看護学生にとっては、同じ授業を2度も見るのは正直負担だったと思います。

 

2-4.タイピングが遅いと課題が終わらない

 

看護学生の課題は、何故か紙媒体に自筆で行うものが多い傾向にあります。

しかし、今回の騒動で、課題はPC上のWordやExcelなどで行い、ネット上で提出することが増えました。

それに伴い、タイピングが遅い学生は、課題の進みが遅くなったと思います。

僕は偶然にもタイピングを極めていたので、むしろ課題が早く進みありがたかったです。

中には「スマホの方が速いから」と、スマホで課題をやっている強者もいました(笑)

 

3.看護学生のオンライン授業で準備しておくと良いもの

 

今回のオンライン授業を受けてみて、「これがあって良かった。あったら便利だっただろうな。」というものを紹介します。

以下の5つです。

 

 

次にそれぞれを詳しく見ていきましょう。

 

3-1.複数のWi-Fiに繋ぐことができるネット環境

 

先でも話した通り、通信状態が良くない時に画面が止まることが多々ありました。

そんな時に違うWi-Fiに繋ぐことができたのは、とても便利でした。

僕の場合は、家のWi-Fiに加え、スマホのテザリング機能があったため、どちらかの通信状態が悪い時は、もう一方のWi-Fiに繋ぐという手段を用いて、対応していました。

ちなみに、今回のコロナ騒動の間、大手の通信会社は追加の容量が50GBまでは無料になるなどのサービスをしてくれていたために、とても助かりました。

 

3-2.課題に必要な参考書

 

今回、課題をやる時にはネットの情報をかなり参考にしました。

しかし、ネット上には信用しても良いのかわからない情報が多く存在したり、そもそもその情報に辿り着くまでに時間がかかるなどのマイナス面があるため、課題に必要な参考書があったら便利だったと思います。

課題では、教科書に載っていないようなところの情報が必要なことが多いです。

疾患の機序や治療の根拠などは、ネット上ではなかなか見つけづらい印象がありました。

 

3-3.スムーズに動くパソコン

 

僕の場合は、Macbook proを利用していましたので特に問題はありませんでしたが、動きの遅いパソコンを使っていた友達はパソコンのグループワークなどの決められた時間内で作業をしなければいけない時に困ったことが多々あったと言っていました。

学校の中には、パソコンを貸し出ししているところもあったようですので、自分の行く学校の対策などを調べておくことをおすすめします。

秋学期もオンライン授業の継続が決まった大学がかなりあるようです。

現在パソコンが動きが遅いなどの不満を抱えている方やこれから看護学生になる方などは、この機会にパソコンを買っても良いかもしれません。

 

3-4.デュアルモニターとして使えるモニター

 

おそらく、ここまでパソコン周りの環境を揃えている人は少ないと思いますが、外部接続できるモニターが1つあるとかなり便利です。

オンライン授業中の課題は、パソコンで調べ物をしながら行います。

「調べるのもパソコン、記入するのもパソコン」となると画面が1つの状態での作業は画面をいちいち切り替えなくてはならず、面倒くさかったのではないかと思います。

僕は元々記事を書くようにモニターを1つ持っていましたので、課題も調べ物をする用と、課題用紙に記入するようの2画面で操作できたのはとても便利でした。

 

3-5.iPad

 

看護学生の講義資料は、信じられないくらいの山になるほど多いです。

学校では先生があらかじめプリントしてきたものを配布してくれますが、オンライン授業中は、自分でプリントして使わなければいけません。

学校によってはコンビニのプリンターの利用料を負担してくれるサービスを導入していたところもあったようですが、いちいちコンビニに行ってプリントするのも面倒ですし、家でプリントするとなるとインク代も用紙代も馬鹿になりません

そこで、今回活躍したのがiPadです。

iPadには、ノートアプリがいくつもあります。

講義資料をダウンロードして、ノートアプリに貼り付ければ、iPad上で板書もできますし、整理もできるためかなり便利でした。

 

4.看護学生のオンライン授業には良い面もあった!

 

ここまで、オンライン授業の概要や、困った点などを説明してきました。

しかし、オンライン授業には良い面もありました

実際に受けてみて感じたオンライン授業の利点は、以下の2点です。

 

 

次に、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

4-1.学校が遠い学生にとっては最高かも

 

学校が遠い学生は、毎日の移動がとても苦痛です。

時間はかかるし、交通費もかかるし、満員電車などで体力を削られ、遅刻をするリスクも上がります。

しかし、オンライン授業になったことで、朝早く起きなくて済むようになり、移動時間が削れたことで課題をやる時間も増えます

朝起きたら、そこが教室になりうるオンライン授業は最高だったと思います。

実際に僕は2時間ほどかけて学校に通っていましたが、遅刻は激減し、課題の質も上がり、オンライン授業のメリットを感じることも多々ありました。

 

4-2.授業の聞き逃しが減る

 

これは、YouTube型の既に録画されたオンデマンド授業の話ですが、授業の聞き逃しはほぼ0になります。

通常の授業では、少しでもウトっとしたり、板書をしていたりする間に授業内容を聞き逃すことがあります。

しかし、オンデマンド授業だと、自分の好きなタイミングで授業を止めて聞くことも戻ることもできるため、授業の聞き逃しが減ります。

いつも板書が遅い僕にとっては、最高のメリットでした。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今回は、看護学生のオンライン授業について話しました。

現状では、コロナが落ち着く時期もわかっていませんし、オンライン授業がいつ停止になるかも予想ができません。

新入生もオンライン授業となることは十分に考えられます。

入学した先の学校がオンライン授業となった場合、どのような対応やサービスなどが提供されているのかについて知っておくのは重要だと言えます。

これから看護学生になる皆さんもオンライン授業に備えておきましょう。

 

p.s. オンライン授業の発表は、学校側が公式に発表する前にTwitter上でリークされていることがあります(笑)毎回真偽はわかりませんが、結構的中するんですよね…

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