看護系の大学受験で選択すべき科目とは?|全科目の特徴を徹底解説

この記事では、看護系の大学受験に必要な科目の選択の仕方について紹介します。

看護系の大学受験では、国立の場合なら理科と社会で選択しなければいけない科目が、私立の場合なら国語、理科、数学の中で選択しなければいけない科目があることが多いです。

科目選択は、それ自体が合否を分ける境目となり得るものですので、慎重に決めなければなりません。

そこで今回は、科目選択に悩んでいる方に向けて、看護系の大学受験で選択すべき科目について、様々な観点から解説していきます。

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1.看護系の大学受験に必要な科目とは?

 

冒頭でも説明したとおり、看護系の大学受験の科目は、国立と私立で大きく分かれます。

そのためこの章では、国立と私立に分けて、看護系の受験に必要な科目を紹介します。

はじめに、国立大学の看護系受験に必要な科目から見ていきましょう。

1-1.国立大学の看護系受験に必要な科目

国立の看護系大学の受験では、必ず取らなければいけない科目(選択する余地がない科目)と選択できる科目があります。

その両者について、まずは把握しましょう。

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国立大学の看護系受験で絶対に取らなければいけない科目

国立大学の場合は、一般的に1次試験としての共通テストと2次試験としての大学独自の入試が存在します。

1次試験の共通テストでは、国数理社英の5教科を受験しなければいけません。

その中でも、国語、英語(筆記・リスニング)、数学(数学ⅠA・数学ⅡB)は、選択の余地がなく、必ず受験しなければならない傾向にあります。

また、2次試験の大学独自の入試では、英語を選択の余地なしに受験しなければいけない場合が多い傾向にあります。

国立大学の看護系受験で選択できる科目

1次試験の共通テストでは、理科と社会でそれぞれ1〜2科目を選択して受験する必要があります。

2次試験は、大学によって科目が違うことが多いですが、理科3科目(化学、生物、物理)の中から1科目を選択しなければいけない大学が多いです。

令和3年度の大学受験には注意しよう!!
令和3年度は、センター試験から共通テストに変わる最初の年です。
また、コロナウイルスの流行による影響もあり、2次試験が行われない大学や、2次試験では小論文、面接などだけを実施する大学も多いです。
必ず志望校の試験の最新情報を確認しておきましょう。
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1-2.私立大学の看護系受験に必要な科目

私立大学は、入試方式も様々で、必要な受験科目も2〜4科目まで大学によって異なるので注意が必要です。

どの入試方式を選択するかで合否が分かれることはざらです。

必ず志望大学の入試方式について確認しておきましょう。

私立大学の看護系受験で絶対に取らなければいけない科目

私立の看護系大学の受験は、共通テストの結果を利用する方式と大学独自のテストを受験する入試方式があります。

一般的に、大学独自の入試では英語を必ず受験しなければいけないことが多いです。

私立大学の看護系受験で選択できる科目

大学によって選択できる科目は異なりますが、国語、理科3科目、数学の中から科目を選ぶことが多いです。

共通テストの結果を利用する入試方式では、5教科の中から好きな科目を2科目選んで受験の申し込みをできる大学などもあります。

現在、どの大学にも合格することができなそうな学力の場合は、各大学の入試方式をよく調べてみると、必ず自分に有利な入試方式の大学を見つけることができますのでおすすめです。

2.看護系の大学受験で選択できる科目の正しい選択方法

次に、選択できる科目の選択の仕方について紹介します。

科目を選択する上で注意しておくべきことは、以下の4点です。

次に、それぞれの項目をあげた理由について詳しく見ていきましょう。

2-1.得意な科目を選択する

科目を選択する上で最も重要なことは、選んだ科目で本当に合格を勝ち取れるかです。

まず何よりも合格しなければ本末転倒です。

人それぞれ得意な科目があれば、苦手な科目もあります。

現時点で得意な科目があるのなら、できるだけ得意な科目を選択するようにしましょう。

2-2.科目の特徴で選択する

それぞれの科目には、特徴があります。

例えば理科の3科目の特徴は、以下の表のとおりです。

科目特徴
化学計算問題と暗記問題が両方とも出る。数学的な頭も使う一方で、無機化学や有機化学では暗記量が必要な面もある。
生物とにかく暗記をすれば解ける傾向にある。しかし、暗記しなければいけない知識量がかなり多い。暗記科目のため、勉強時間に比例して点数は安定しやすいが、満点は取りにくい。
物理暗記というよりも、式の定義やその成り立ちを理解する必要がある。また、様々な事象について、式をたてて計算しなければいけない。解ける人と解けない人が極端に分かれれる。極めれば満点が取りやすい。

暗記科目が得意で計算が苦手な人なら生物を選択する方が良いです。

一方で、膨大な量の暗記が苦手であるが、計算や思考力に自身のある人は、物理の方が点数を取りやすいかもしれません。

もし現時点でどの科目も同じくらいの得意度でしたら、科目の特徴に注目して選択の仕方を変えるのも手です。

2-3.過去問を見て決める

同じ科目でも、大学によって難易度が変わります。

例えば、生物が得意で化学が苦手なAさんという人がいたとします。

志望しているB大学では生物の難易度が高く、化学の難易度が低いとなれば、Aさんの得意科目である生物よりも化学を選択しておく方が点数が高くなる可能性もあります。

特に看護系の大学受験では、生物の難易度が高くなることが多いです。

自分の志望する大学の過去問を見て科目を選択することも1つの戦略です。

過去問を見ても難易度がわからないという場合は、学校の先生に聞いてみると教えてくれると思います。

2-4.入学後のことを考えて決める

看護系の大学は、入ってからの勉強の方が厳しいです。

無事看護学生となってからも、高校の理科の科目が必要になることもあります。

例えば、看護学生が勉強する生化学という科目では、生物と化学両方の知識が必要になります。

また、保健師を目指す場合は、統計学などで数学の知識を使うこともあります。

どの科目を取っても、受験時にそれぞれの看護学生が取っていた科目が違うことを考慮して授業を進めてはくれますが、やはり元々勉強していた人に追いつくのは大変です。

特に、物理に関しては入学後にほぼ使いませんので、一応考慮しておくと良いでしょう。

3.看護系大学の各受験科目の特徴

ここでは、それぞれの科目の特徴について解説します。

受験科目を選択する時の参考にしてください。

はじめに、国語の特徴から紹介します。

3-1.国語

国語は、現代文(論説・説明文、小説)、古文、漢文に分けることができます。

大学によっては、古文や漢文は試験範囲に含まれない大学もあります。

現代文は、論理的な思考ができる人が高得点を取れる傾向にあります。また、現代文が得意な人は、何か特別な勉強をしたわけではなく、生まれつき得意だったという人が多いです。そのような人の口癖は、「全部答え書いてあるじゃん」です。共感できない方は、わざわざ国語を取る必要はないかもしれません。

古文と漢文は、暗記科目です。

単語や文法を覚えるのが得意な方でしたら、おすすめの科目です。

暗記科目であることから、数学などに比べ比較的短期間でも習得できます。

3-2.数学

数学は、基本的にⅠAからⅡBまで全部試験範囲であることが多いですが、選べる場合もあります。

数学ⅠA

数学ⅠAの範囲は、数と式、2次関数、図形と計量、データの分析、場合の数・確率、整数の性質、図形の性質です。

中でも確率の分野は苦手な人が多い傾向にあります。

また、整数の性質や図形の性質は問題量をこなすことにより得られる、ひらめく力が必要なことが多いです。

数学ⅡB

数学ⅡBの範囲は、式と証明、複素数と方程式、図形と方程式、指数関数・対数関数、三角関数、微分法と積分方、数列、ベクトル、確率分布と統計的な推測です。

数学ⅡBは、数学ⅠAを習得できていないと解けない問題も多々あります。

中でも、数列、ベクトル、微分・積分などは頻出です。

3-3.理科

理科で選べるのは、基本的に化学、生物、物理の3科目です。

地学が好きな人が意外に多いようですが、選択できる科目として設定されている大学は少ないです。

化学

化学基礎や理論化学の分野では、計算問題が多いです。また、ただの計算問題ではなく、前提となる知識や計算の方法などを知っていなければならないことも多いです。

無機化学と有機化学では、とにかく暗記量が多いです。

化学反応や反応式、物質の名前や特徴などを覚えることが得意な人におすすめです。

計算は多いですが、数学ほど頭を使うものは少なく、一度解き方を理解してしまえば解けることが多いです。

その分、暗記に使う労力が大きく、全ての分野を完璧に解けるようにするには、1年以上の時間が欲しい科目です。

生物

計算問題もちらほらありますが、比にならないほどの暗記量です。

とにかくどれだけ暗記できるかで点数が決まります。

暗記できなければ解けないのが生物ですが、一方で暗記さえしてしまえば点数は安定し、得点できる科目となります。

また、看護系の大学受験者は生物受験が多い傾向にあります。

看護系の大学受験レベルであれば、東京大学などを除いて、1年あればある程度(慶應、上智、聖路加など)の大学の合格レベルまで学力を上げることは可能だと思います。

物理

物理は、得意な人はかなり得意になる科目です。

例えば、物が落ちるという事象を式と数字を使って目に見えるようにするなどの勉強をします。

どのような状況でも、根底にある考え方は共通であるため、生物などの暗記科目に比べれば、絶対的に少ない暗記量で済みます。

その代わりに、1つの公式をただ暗記するだけではなく、なぜその公式が成り立つのか、どのようにその公式ができたのかなど、深く知っておかなければ問題に太刀打ちできません。

思考力に自信があり、頭がよくキレるという人や、効率重視の考え方を持っている方にはおすすめの科目です。

解けない人は本当に解けない科目であり、看護にあまり関係のない科目でもあることから、選択する方は注意する必要があります。

3-4.社会

社会は、共通テストを受ける国立志望の方のみ選択が必要になります。

世界史

カタカナを覚えるのが得意な方におすすめです。

日本史

カタカナを覚えるのが苦手な人におすすめです。

地理

暗記量が多いです。

地理の勉強が好きな方意外は選択すると後悔すると思います。

現代社会

割と知っている知識で解けてしまう科目であるため、とっつきやすい科目です。

その分平均点が高いことも特徴です。

現代の社会の知識が満遍なく出るため、満点を目指したい方には向きません。

倫理

用語の意味や、思想家の考えを深く理解しなければ解けません。

わかりやすく教えてくれる先生に巡り合えた人にはおすすめですが、そうでないなら浅い理解で誤答を連発しかねません。

最速で習得でき、満点も取りやすい科目だと言われています。

倫理を勉強する副産物として、現代文が得意になります。

政治・経済

勉強の仕方が難しいです。

倫理/政治・経済

倫理と政治・経済の分野が両方出ます。

それぞれ単体の科目よりも、広く浅い知識が出ると言われていましたが、正直なところ勉強量が2倍になるだけですので、あまりおすすめはしません。

3-5.英語

英語は、選択できる余地がないことの方が多いです。

単語、文法、イディオム、構文、リスニングなどのそれぞれの分野を勉強すると点数が上がります。

4. 看護系の大学受験の関連記事

看護系の大学受験について、よく読まれている記事を紹介します。

以上が、おすすめの関連記事です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

受験科目の選択は、合否を分ける重要な要素の1つです。

看護系の大学を受験する方の多くが、化学か生物の選択で悩むようですが、おすすめなのは生物です。

僕は英語、国語、数学を選択して受験しましたが、入学後に生物をもう一度勉強し直すことになりました。

ですが、大事なのは合格することです。

この記事を読んでいる皆さんが合格に1番近い科目選択をできることを祈っています。







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