この記事では、看護学生も髪を染めて良いのかについて紹介します。
看護学校には様々な校則があり、それはヘアカラーについても例外ではありません。
看護学生の中には、以下のような悩みも抱える人も多いもの。
「どんな髪色が無難?」
「そもそも髪を染めてもいいの?」
今回は、そんな看護学生の疑問を解消していきます。
看護学校に入学することが決まった方、必見です。
1.看護学生は髪を染めても良いの?
結論から言うと、看護学生でも髪を染めることは可能です。
看護学校によりますが、校則の範囲内で髪を染めている看護学生は沢山おり、茶髪から金髪、アクセントカラーで赤や青など色々なヘアカラーを楽しんでいるのが実際のところ。
では、どんな場面でも自分の好きなヘアカラーにしてもいいのかといえば、それは時と場合によると言えます。
そこでは次章からは、学生生活における、場面別のリアルなヘアカラー事情を紹介していきます。
2.【場面別】看護学生の髪染め・カラー事情
一概に看護学生がどのシーンでも明るいヘアカラーにできるとは言えません。
そこで、気になる看護学生のリアルなヘアカラー事情を場面別で紹介していきます。
はじめに、入学式での髪色事情から見ていきましょう。
<2-1.入学式
実際の入学式のシーンでは、髪の毛を明るく染めている看護学生さんはちらほら見られます。
ただし、金髪や鮮やかなヘアカラーの看護学生さんは少ない印象です。
初日から厳しい看護教員に目をつけられないように、皆さんそれぞれ様子見をしていたのかもしれません。
また看護学校では、入学時のオリエンテーションで身だしなみの校則について説明があります。
学校にもよりますが、髪色(明るさ)の項目が定められており、日本ヘアカラー協会のレベルスケール8以上が基準となることが多いようです。
JHCAのレベルスケールとは?
NPO法人日本ヘアカラー協会のレベルスケールは、髪の明度(明るさ)を4〜15の12段階に分けて作成されたもので、ヘアカラー施術前の髪の明るさを測り、仕上がりの髪の明るさを想定するのに使用されます。レベルスケールは、もともと美容師のの勉強のために作成したツールで、現在でもレベルスケールを教材にしてヘアカラリスト検定やセミナーを実施しています。
2-2.授業中
まず、授業のシーンにおけるヘアカラーのデメリットがあります。
ハイトーンのヘアカラーの看護学生は目立ちます。
看護学校では、学内講師、学外講師など様々な先生が授業をしに来るため、目立つ看護学生は授業中に質問を当てられたり、目をつけられたりする可能性もあります。
しかし、真面目に授業を受けていたら問題はありません。
2-3.演習中
看護学校の中には、校則に沿ったヘアカラーでないと演習室に入ることすら許されない厳しい学校もあります。
看護技術の演習授業は、1〜2年生の時に頻繁にあるため、先生に演習時の身だしなみについて確認してみることをおすすめします。
2-4.実習中
ヘアカラーが評価に繋がりやすい場面は、間違いなく実習です。
実習では、看護学校の附属病院、または学校と提携した地域の病院に数日から2週間程度お世話になります。
病院では、様々な現役看護師が働いており、看護学生を評価します。
あまりにもハイトーンのヘアカラーだと目をつけられてしまう可能性があるため、実習が始まる前にヘアカラーを落ち着かせる方が無難と言えます。
2-5.就活中
看護学生の就活時のヘアカラーは、ずばりダークトーンがおすすめです。
一般的な就活同様、真面目で誠実な印象を与えるために、落ち着いたヘアカラーを無難です。
内定が決まれば、入職するまで自分の好きなヘアカラーを楽しむことができます。
3.看護学生の髪染め・カラーに関するよくあるQ&A
ここまでは、実際の看護学生のヘアカラー事情を場面別に紹介してきました。
この章では、より具体的によくある質問に答えていきます。
早速、それぞれ見ていきましょう。
3-1.看護学生でブリーチしている人はいる?
看護学生でも金髪にすることは可能です。
例えば、夏休みや冬休みなどの長期休暇中や、演習・実習の単位取得が終わったタイミング、国家試験など成績に髪色が影響しない時期になると、ハイトーンのヘアカラーにする看護学生が多くいます。
3-2.インナーカラーなら染めてもバレない?
インナーカラーで個性的なオシャレを楽しんでいる看護学生は沢山います。
インナーカラーの場合、髪を束ねるだけで染めた部分がバレにくくなります。
「どうしても髪を染めたい!髪色でオシャレしたい!」と思っている方は、インナーカラーを楽しむのもおすすめです。
しかし、バレたときのことを考えるのであれば、少なくとも実習中だけでもダークトーンの髪色にしておくことをおすすめします。
3-3.演習や実習はスプレーで乗り切れる?
演習・実習の際、スプレー(黒彩)で明るい髪色を誤魔化している看護学生も中にはいます。
しかし、スプレーの黒色が爪や指、白衣に付着してしまうと不潔な印象になりかねません。
特に実習中は、数日間毎日スプレーをする手間がかかります。
実習が続く期間はダークトーンに染めた方が無難です。
3-4.黒染めしたくない!どうすれば良い?
校則に沿ったダークトーンのヘアカラーがおすすめです。
校則の身だしなみの項目に、ヘアカラーの基準が記されていることが多いです。
演習・実習のある期間だけでも、ブラウンやアッシュなど自然な明るさのヘアカラーにしてみるのもおすすめです。
4.【おまけ】2021年のトレンドヘアカラー3選
看護学生でもできる2021年のトレンドヘアカラーをまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
4-1.チョコレートカラー
今年のトレンドは深みのあるこっくりとしたチョコレートカラー。
屋内と屋外では印象が変わり、日光で艶感のある上品なヘアカラーです。
落ち着いた大人の印象になります。
4-2.ベージュ
アッシュベージュ、ブルージュ、カーキグレージュ、ベージュブランドなどのベージュカラーがとても人気です。
明るめのトーンでありながら、色素の薄い雰囲気を出せるのがおすすめポイント。
明るいながらも自然な地毛っぽさを演出できます。
4-3.ピンク系統
韓国で人気のピンク色のヘアカラーは春らしくてとても人気です。
全体をピンクにしたり、インナーカラーやすそカラーでチラ見せしたりと様々な楽しみ方ができます。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、看護学生のリアルなヘアカラー事情について紹介しました。
- 看護学生は髪を染めても良い
- 場面にあった髪色にする必要がある
20代は、様々な色に髪を染めてくなるものです。
看護学生とは言え、場面や時期に考慮すれば、どんな色に染めても問題ありません。
自身の学校の校則や実習期間などを確認し、オシャレをとことん楽しみましょう。